中国南方航空 5/28から関空~貴陽線を新規就航

中国南方航空  5/28から関空~貴陽線を新規就航

中国南方航空は4月22日、関西国際空港と中国・貴陽を結ぶ路線を新規就航すると発表した。5月28日から週4便運航する。訪日観光客の利用を見込む。貴陽は自然豊かな観光地としても知られ、日本人の需要取り込みも図る。機材はエアバスA320を使用。ビジネスクラス8席とエコノミークラス143席の計151席。

3月の訪日外国人観光客 初の150万人突破

3月の訪日外国人観光客 初の150万人突破

日本政府観光局(JNTO)が4月22日発表した3月の訪日外国人数(推計値)は、前年同月比45.3%増の152万6000人となり、初めて150万人を突破した。前年同月を上回るのは26カ月連続で、月間ベースの最多を2カ月連続で更新した。中国などから、桜の開花期に花見を楽しむ観光客が目立った。

中国・東方航空が関空~長沙就航 訪日需要取り込む

中国・東方航空が関空~長沙就航  訪日需要取り込む

新関西国際空港会社は4月17日、中国東方航空が関西国際空港から長沙を経由して昆明を結ぶ路線の運航を同日始めたと発表した。関空から長沙に就航するのは初めて。これにより、関空からの中国の就航都市は30となり、過去最多を更新した。座席数が161席のボーイングB737を使い、増加する訪日需要を取り込む。

タイ・バンコクに「ソラリア西鉄ホテル」18年開業

タイ・バンコク「ソラリア西鉄ホテル」18年開業

西日本鉄道は4月14日、タイ・バンコクに、韓国ソウルに続く海外ホテル2号店として「ソラリア西鉄ホテル」を出店すると発表した。2016年に着工し、18年に開業予定。計画によると、20階建てビル(延べ約1万6000平方㍍)を建設。客室250室で、最上階にフィットネスジムやプールを設ける。年間の売り上げ目標は9億円。

ビアードパパ シンガポール・ヤクンとFC契約

ビアードパパ  シンガポール・ヤクンとFC契約

シュークリーム専門店「ビアードパオア」などを展開する麦の穂(大阪市北区)は4月14日、シンガポールに本拠を置くコーヒーチェーン、ヤクン・インターナショナルとマスターフランチャイズ(FC)契約を締結した。同日、同国でヤクンが運営するビアードパパ第1号店を中心部にオープンした。麦の穂は今後、ヤクンが進めるFC店舗出店のサポートや共同商品開発、ヤクンが展開するカフェとの事業提携に取り組む。ビアードパパ1号店は繁華街クラーク・キーの商業施設「セントラル」にあるヤクンのカフェ「ヤクン・カヤ・トースト」に隣接している。ヤクンでは2015年中に3~4店舗の出展を目指している。NNAが報じた。

海洋分野の来訪客4倍増へ拡大 インドネシア観光省

海洋分野の来訪客4倍増へ拡大 インドネシア観光省

現地紙ジャカルタ・ポストなどによると、インドネシア観光省は2019年までに海洋分野の外国人旅行者数400万人、観光収入40億㌦(約4812億円)の突破を目指す方針を示した。2014年100万人、10億㌦から4倍増の規模となる野心的な目標を掲げた。アリフ・ヤフヤ観光相は、インドネシアの観光収入に対するクルージングや島嶼観光といった海洋分野の割合がわずか10%で、マレーシアの40%と比べて大幅に低いと指摘。今後5年で観光地開発や手続きの簡略化などの環境整備を進める考えを示した。

具体的には①旅行者誘致や観光開発を優先的に進める国家観光戦略地区を、現在の8カ所から19年までに25か所に増やす②法制面で現在3週間ほどを要するヨットの入港許可手続きを1週間に短縮するとともに、滞在許可期間を現在の6カ月から12カ月に延長する。入港許可手続きは、将来的にオンライン化で1日への短縮を目指すとしている。

Jフロント 免税店売上高7割増へ 訪日客へ照準

Jフロント 免税店売上高7割増へ  訪日客へ照準

J・フロントリテイリングは、2016年2月期に免税品の売上高を前期に比べ約7割増の250億円に引き上げる計画だ。中国を中心に訪日客が増加していることに加えて、免税手続きを迅速に行うためのシステム導入などの対応策が、年間を通じて寄与することが下支えする。インバウンド(訪日外国人)消費の取り込みに照準を置く。

15年2月期のインバウンド関連の売上高は前の期に比べ2.3倍の150億円だった。14年3~8月期には売上高が40億円だったのに対して、14年9月~15年2月期が110億円と下期にかけて大きく伸びた。2月には中国の春節(旧正月)休暇があった影響が大きいが、3、4月もその勢いが変わっていないという。

インドネシア 観光ビザ免除一挙に30カ国追加

インドネシア 観光ビザ免除 一挙に30カ国追加

インドネシア政府は、4月中にも日本など30カ国の国民向けに、観光や商談でのインドネシア訪問に必要な査証(ビザ)を免除する。インドネシアを訪れる人を増やして外貨収入を拡大する狙いがある。国営ガルーダ・インドネシア航空は来訪者の増加をにらみ、中国路線を2倍強に増やす。工場の技術指導などでの出張が容易になる商用のビザ規定の緩和も焦点になっている。

同国政府は3月、日本や中国、韓国、ロシアのほか、欧州主要国や中東、アフリカなど30カ国の国民が到着ビザなしで入国できるようにすると決めた。現在は東南アジア諸国連合(ASEAN)加盟国など15カ国に認めているが、一挙に45カ国に広げる。ビザ免除により、政府は年10億㌦の経済効果があるとみている。このため、当初は2015年の訪問客の目標を1000万人としていたが、1100万人に引き上げた。政府は増加分の40%は中国人になるとみている。日経産業新聞が報じた。

プレナス シンガポールに子会社・アジアのFC本部設立

プレナス シンガポールに子会社・アジアのFC本部設立

持ち帰り弁当「ほっともっと」や定食店「やよい軒」などを展開するプレナス(福岡市)は4月10日、シンガポールに100%出資子会社を4月下旬に設立すると発表した。新会社は「Plenus Global Pte.Ltd.」で、資本金は200万シンガポールドル(約1億7400万円)。同社はアジア・オセアニア地域における「ほっともっと」「やよい軒」のフランチャイズ本部の役割を担う。プレナスは海外で、2015年3月時点でシンガポール、タイ、オーストラリアで「やよい軒」を140店、中国、韓国で「ほっともっと」を9店展開している。

ドリームファクトリー 訪日客に照準 心斎橋に旗艦店

ドリームファクトリー 訪日客に照準 心斎橋に旗艦店

マッサージ機を製造販売するドリームファクトリー(大阪市北区)は、4月中に大阪・心斎橋に旗艦店を出店する。人気の「ドクターエア」ほか、他社製のマッサージチェアもそろえる。観光客が集まるエリアに店舗を構え、訪日外国人客の”爆買い”に照準を定めている。店舗は2フロアで面積は約240平方㍍。ソファなどに掛けて使う使う売れ筋のマッサージ機「3Dマッサージシート ドクターエア」(2万9800円)のほか、目の疲れをほぐす機器や枕の形状をした機器などをそろえる。初年度の販売は2億円以上。2月の春節(旧正月)商戦では東京都心や京都で外国人客のまとめ買いが目立ったことから、直営店を設け対応することにした。日本経済新聞が報じた。