CoCo壱番屋 マレーシア首都圏郊外のSC内に1号店

CoCo壱番屋 マレーシア首都圏郊外のSC内に1号店

カレーチェーン「CoCo壱番屋」を展開する壱番屋(愛知県一宮市)は2月26日、マレーシア1号店を首都圏郊外のショッピングセンター「1(ワン)ウタマショッピングセンター」内にオープンしたと発表した。これに続き5月にペナン州バヤンルパスの大型商業施設「クィーンズベイ・モール」に2号店を開業させる予定。

1号店は店舗面積が140平方㍍で、座席数は64席。39種類のカレーやサラダ、飲料などを提供する。平均客単価は25リンギ(約825円)を想定、人気メニューの一つ「カツカレー」は21リンギに設定している。同地区は日本人客が多いエリアで、ハラル対応はしていないことから華人系や日本人を含む外国人を主要ターゲットとする。壱番屋は現在、日本で1260店、海外で139店を展開している。

プリンスホテル タイのホテル大手デュシットと提携

プリンスホテル タイのホテル大手デュシットと提携

西武ホールディングス傘下のプリンスホテルは、タイのホテル大手デュシット・インターナショナルと宿泊客募集などで提携した。プリンスホテルが外資系ホテルとマーケティング分野で提携するのは初めて。プリンスホテルはアジアを中心に外国人宿泊客を全体の伸び率を上回る年率25%で増やす方針だ。それぞれのホテルグループの会員に広告を配信したり、互いのホームぺージにリンクを張ったりして宿泊客拡大につなげる。

 

ジェットスター・ジャパン 関空~香港線 初の国際線

ジェットスター・ジャパン 関空~香港線 初の国際線

格安航空会社(LCC)のジェットスター・ジャパン(千葉県成田市)は2月28日、同社初の国際線となる関西国際空港~香港線の運航を開始した。増加する関西への外国人旅行客を取り込むのが狙い。週3往復し、利用状況によっては増便も検討する。同路線を運航するLCCはピーチ・アビエーション、香港エクスプレスに続き3社目となり、競争が激化しそうだ。運賃は5990~3万3490円。

ジェットスター・ジャパンは2012年7月に成田国際空港を拠点に運航を開始。14年6月から関西国際空港を第2の拠点として運用、国内18路線を運航している。

ルネサンス ベトナムに大型フィットネス施設

ルネサンス  ベトナムに大型フィットネス施設

フィットネスクラブ大手のルネサンスは2月26日、ベトナムで初めてプール付きの大型フィットネス施設を開くと発表した。今秋にもハノイ市内の大型ショッピングセンター(SC)内に設ける。同国での直営店は、2014年11月の初進出店以来、2店舗目の開業となる。施設内にはトレーニングジムやスタジオのほか、7コースの25㍍プールを設ける。日本式の水泳教室も提供する予定。延べ床面積は4400平方㍍。

「ナポリス ピザ&カフェ バリ」2/27開業 バリ1号店

「ナポリス ピザ&カフェ バリ」2/27開業 バリ1号店

遠藤商事ホールディングス(東京都渋谷区)は2月27日、日本発の本格窯焼きピッツア&カフェ『Napoli’s PIZZA & CAFFE Bali』をインドネシア・バリ島にオープンする。インドネシア初進出となる1号店は観光地のクタで、地元の人だけでなく、世界各国からバカンスや旅行で訪れる多くの人にも知って、味を楽しんでもらうことで、ナポリスブランドのアジアにおけるアンテナショップの役割も担う店舗となる。2014年11月、ベトナムにオープンしたアジア1号店に続く2店目で、今年4月にはアジア3店舗目の香港出店も決まっている。ナポリス ピザは12年4月の東京・渋谷神南に1号店をオープン。現在全国15店舗を展開している

アクロ「スリー」認知度向上へ国内外で店舗拡大

アクロ「スリー」認知度向上へ国内外で店舗拡大

ポーラ・オルビスグループのACRO(アクロ、東京都品川区)は3月に、現在1店舗のみの化粧品ブランド「スリー」の直営店を3店舗に増やす。また海外で、インドネシアで2月16日に開設した非直営の1号店に続き2016年以降、年2店程度のペースで増強展開する。「スリー」の売上高が14年12月期に前期比6割以上伸びている点などを追い風に、店舗展開を加速してブランド認知度の向上を図る。

日本の百貨店 自動翻訳機配備し中国人観光客を歓迎

日本の百貨店 自動翻訳機配備し中国人観光客を歓迎

春節(旧正月)に大挙して訪日が見込まれている中国人観光客に快適に買い物してもらおうと、日本の百貨店各社が工夫を凝らしている。売り場対応で目立つのが従業員に対する中国語の特訓や、自動翻訳機の配布などで、中国人の買い物時、言葉の不便さを感じさせないための配慮だ。2月21日付新華網が伝えた。

円安により、中国人観光客の購買意欲は旺盛で、百貨店、家電量販店、ドラッグストアなどの免税店では日本製の化粧品、小型家電、高級ブランドバッグ、腕時計などを買い漁る姿が数多くみられた。中国人観光客の大幅増は、日本の観光業、飲食業の復活を後押ししている。FOCUS-ASIA.COMが報じた。

東横インがフィリピンへ初進出 12月にセブ州で開業

東横インがフィリピンへ初進出 12月にセブ州で開業

ホテルチェーンの東横インが2015年、フィリピンに初進出する。12月にセブ州マンダウエ市にホテル「東横イン・セブ(仮称)」を開業する予定。同ホテルはマンダウエ市バキリドのASフォーチュナ通りにある商業施設「Jセンター・モール」に開設する。既存施設を改装する形で建設・整備を進めており、12月にも竣工する見通し。敷地面積は約3万751平方㍍、延べ床面積は1万9893平方㍍。6~18階に入る客室は583室となる。運営に当たっては約100人を雇用する予定。

東横インは今年フィリピンのほか、5月にカンボジアのプノンペン、12月にドイツのフランクフルト、16年は韓国の釜山・海雲台、フランスのマルセイユで竣工する予定。NNAが報じた。

タイ・エアアジアX 5月から新千歳空港へ直行便

タイ・エアアジアX 5月から新千歳空港へ直行便

タイの格安航空会社(LCC)、タイ・エアアジアXはバンコクから北海道・新千歳空港への直行便を5月1日に就航する。同社の北海道内への就航は初めて。週7日で往復便を運航する。個人旅行で日本を訪れる若い世代の旅行者を取り込む。2015年に同路線で乗客15万人、搭乗率80%を目指す。日経MJが報じた。

1月の訪日外国人客29%増の121万人で過去最多

1月の訪日外国人客29%増の121万人で過去最多

日本政府観光局(JNTO)が2月18日発表した1月の訪日外国人客数は、前年同月比29%増の121万8400人だった。1月として過去最多を更新した。円安に伴う割安感がある訪日観光旅行の定着と、2014年10月から実施された免税品目の拡大により、富裕層の買い物目的での訪日も確実に増え定着しつつあることが、訪日客数の最多更新の要因とみられる。一方、海外へ出国した日本人は1%減の123万8000人で8カ月連続で前年実績を下回った。

外国人旅行客の国・地域別で最も多かったのは韓国で、1月は前年同月比40%増の35万8100人。1964年の統計を取り始めてから単一の国・地域からの訪日客が月間30万人を超えたのは初めて。以下、中国は同45%増の22万6300人、台湾は同10%増の21万7000人だった。