キャセイ航空 7~10月札幌と大阪便を期間限定で増便

キャセイ航空 7~10月札幌と大阪便を期間限定で増便
 キャセイパシフィック航空は4月3日、香港と札幌および大阪便を、それぞれ7~8月、9~10月に期間限定で増便すると発表した。現在、週4便の香港~札幌往復直行便を7月3日から8月30日まで週10便に、現在、週35便の香港~大阪往復直行便を9月1日から10月25日まで週38便にそれぞれ増便する。同航空は両路線とも強化してきたが、今後も需要拡大が見込めると判断、利用者に一段の利便性を提供する。

楽天 インドネシア語加え現地の需要取り込みを強化

楽天 インドネシア語加え現地の需要取り込みを強化
 楽天は運営するホテル予約サイト「楽天トラベル」で、年内をメドにインドネシア語のサービスを開始し、インドネシア人の需要取り込みを強化する。これにより、日本の地方への旅行をはじめ、インドネシア国内の小旅行など、多彩なニーズを取り込む。インドネシアの予約の9割以上は日本人が占めているが現在、日本語、英語、中国語、韓国語で対応している。NNAが報じた。

ファミリーマートが900億円投じて国内外で改修・出店

ファミリーマートが900億円投じて国内外で改修・出店
 ファミリーマートは今後少なくとも900億円投じて、日本、タイ、韓国、台湾、中国、フィリピン、インドネシア、アメリカに展開する店舗の改修・新規出店を行っていく。2014年は日本で新たに1500店舗オープンし、年末までに1万1745店舗にする。日本以外では1000店舗の新規出店を計画しており、タイに300店舗、中国に200~300店舗、ベトナムに80店舗、残りを他の国に出店する。これらを合わせると海外店舗数は1万4017店となる。タイの英字紙バンコクポストが報じた。
 ファミリーマートの店舗数は2013年末現在、日本1万245店、韓国7923店、台湾2903店、中国1064店、タイ1048店となっている。

米ヒルトンがバリ島に高級ホテル建設 2017年開業

米ヒルトンがバリ島に高級ホテル建設 2017年開業
 ホテル大手の米ヒルトン・ワールドワイドは、インドネシア初の「ウォルドーフ・アストリア」ブランドのホテルをバリ島に建設すると発表した。場所は同島南部の高級リゾート地のブキット・パンダワ地区で、13㌶の敷地に様々な部屋構成のヴィラ96棟、飲食施設3店、ウェディングチャペルなどのイベントスペース、海辺の屋外プール、ヘルスクラブ、スパなどの施設を備える。オープンは2017年の予定。時事通信が報じた。

ファミリーマート イなど東南アの学生を幹部候補に

ファミリーマート イなど東南アの学生を幹部候補に
 ファミリーマートは、今年からインドネシアやフィリピン、タイ、ベトナムといった東南アジア出身の学生を積極的に採用する。日本への留学生のほか現地でも説明会を開き、海外事業の拡大に向けて将来の幹部候補生を確保する。2015年に入社する新卒採用約200人のうち2割程度を東南アジアを含む外国人とする方針だ。
 採用された外国人は原則、日本で勤務する。コンビニエンスストアの業務を通じて店舗の運営などを学ばせる。経験を積んだ後、それぞれの出身国の現地法人に派遣していく予定だ。
 アジア各国で日本語を学ぶ学生などに向けて、海外での就職説明会を前年の2倍の規模で開催する計画だ。今年4月に同社の日本本社に入社した外国人は35人で、中国と台湾、韓国からの学生がほとんどだった。

羽田空港3/30から国際線の発着枠拡大 ANA7路線開設

羽田空港3/30から国際線の発着枠拡大 ANA7路線開設
 東京・羽田空港は3月30日から国際線の発着枠を拡大した。これにより、全日本空輸(ANA)は羽田とベトナム・ハノイ、フィリピン・マニラ、インドネシア・ジャカルタ、イギリス・ロンドン、フランス・パリ、ドイツ・ミュンヘン、カナダ・バンクーバーの7都市を結ぶ路線を開設した。この日、ターミナルで行われた記念式典では全日空の篠辺修社長がテープカットしたほか、日本酒が旅行客に振る舞われた。

AEC発足でASEAN域内観光市場4800億㌦の試算も

AEC発足でASEAN域内観光市場4800億㌦の試算も
 ASEAN(東南アジア諸国連合)10カ国の政府観光局は、域内観光市場の成長戦略を打ち出し、旅行客誘致に取り組む。これは2015年のASEAN経済共同体(AEC)の発足をにらんだもので、25年までに同市場が4800億㌦規模に成長するとの試算もある。じゃかるた新聞が報じた。
 ASEAN政府観光局が設置したASEAN観光マーケティング・コミュニケーション・ワーキンググループは、域内10カ国を単一市場として域内全域へ旅行客を誘導する仕組みを練る。クルーズツアー、各国の世界遺産を巡るツアー、自然を満喫するツアー、文化慣習を体験できるボランティアツアーなど軸に旅行客を呼び込む計画だ。
 域内の旅行客は現在、ミャンマーを除きビザ免除で渡航が可能だが、今後は出入国税や旅行税を廃止しアクセス向上を図る。域外の旅行者については、一つのビザで域内を自由に通行できる「単一ビザ」の導入を検討している。
 インドネシアの観光創造経済省はマリンスポーツ、医療ツアーに注力する方針だ。国内16カ所を観光開発地域に指定し、港湾整備を進める。マリ観光創造経済相は、AECは大きなビジネスチャンスだと強調している。

ヤマト マレーシア-シンガポールの一貫輸送を開始

ヤマト マレーシア-シンガポールの一貫輸送を開始
 ヤマトホールディングスは3月26日、4月1日からシンガポール-マレーシア間の国際通販および小口貨物の納品に携わる顧客を対象にした「シンガポール・マレーシア・クロスボーダー配送サービス」を開始すると発表した。これは定時トラック便と宅配ネットワークを組み合わせたサービスで、日曜祝祭日を除いた毎日、定時トラック便を運行する。これに伴い、これまで集荷から配達まで2日を要していたが、集荷・通関・配達までをヤマトグループで行うことで、翌日配達が可能になる。サービスエリアはシンガポール全域とマレーシアのクアラルンプール、ジョホール、ペナン。レスポンスが報じた。ヤマトはタイやベトナムなどその他ASEAN(東南アジア諸国連合)域内へのネットワーク拡大を検討している。

JTBが4/1からバリ島初のシャトルバス事業を開始

JTBが4/1からバリ島初のシャトルバス事業を開始
 ジェイティービー(JTB)は3月27日、インドネシア・バリ島において、シャトルバス事業専門旅行会社のPT.KURA KURA Indonesiaを新たに設立し、年間300万人を超える海外からの来島者向けに、4月1日から島内の主要ホテルと観光エリアを結ぶ、バリ島内で初めてとなるシャトルバス事業を開始すると発表した。
 大型免税店を起点に、ホテルが集まるクタやレギャン、観光地のウブドなどを結ぶ路線を30分から2時間間隔で運行する。最低運賃は1万ルピア(約90円)で、距離に応じて運賃が上がる。1日券なども用意する。バスの車内にはテレビのほか、無料の公衆無線LAN「Wi-Fi」も配備。2017年3月期末までに13万人の利用を見込む。12年のバリ島への旅行者は303万人で、5年間で81%増加している。 

 

トヨタがジャカルタで「バイク便」訪問修理サービス

トヨタがジャカルタで「バイク便」訪問修理サービス
 トヨタ自動車は3月25日、インドネシアで二輪車による訪問修理サービスを開始した。これまで自動車を活用して整備員が故障などの発生場所に駆けつけていたが、交通渋滞が深刻化しているため、より迅速に対応できる体制を整える。二輪車による訪問修理は、自動車販売大手アストラ・インターナショナルのトヨタ車販売部門(オート2000)が統括するジャカルタの4店舗で開始する。将来的に西ジャワ州バンドンや東ジャワ州スラバヤでも始める予定。NNAが報じた。