ファミリーマート イなど東南アの学生を幹部候補に
ファミリーマートは、今年からインドネシアやフィリピン、タイ、ベトナムといった東南アジア出身の学生を積極的に採用する。日本への留学生のほか現地でも説明会を開き、海外事業の拡大に向けて将来の幹部候補生を確保する。2015年に入社する新卒採用約200人のうち2割程度を東南アジアを含む外国人とする方針だ。
採用された外国人は原則、日本で勤務する。コンビニエンスストアの業務を通じて店舗の運営などを学ばせる。経験を積んだ後、それぞれの出身国の現地法人に派遣していく予定だ。
アジア各国で日本語を学ぶ学生などに向けて、海外での就職説明会を前年の2倍の規模で開催する計画だ。今年4月に同社の日本本社に入社した外国人は35人で、中国と台湾、韓国からの学生がほとんどだった。