佐賀銀行 16年1月シンガポール・マレーシア視察団

佐賀銀行 16年1月シンガポール・マレーシア視察団

佐賀銀行は2016年1月12~16日に、佐賀県内の製造業関係者で構成する経済ミッションをシンガポールとマレーシアに派遣する。ミッションは佐賀銀行のほか、佐賀県、佐賀県商工会議所連合会、佐賀県工業連合会が主催。県内製造業20社程度で構成する。
現地では日本貿易振興機構(ジェトロ)現地事務所、マレーシア投資開発庁(MIDA)、進出日系企業の視察訪問、港湾、倉庫など物流拠点の視察などを予定。
佐賀県は2012年にベトナム、13年にミャンマー、タイ、カンボジア、14年にフィリピン、インドネシアに経済ミッションをそれぞれ派遣している。

安倍首相「高速鉄道に失望」ジョコ大統領と会談

安倍首相「高速鉄道に失望」ジョコ大統領と会談

安倍晋三首相は11月22日、訪問中のマレーシア・クアラルンプールでインドネシアのジョコ・ウィドド大統領と会談した。この中で、日本が受注を目指していたインドネシアの高速鉄道建設を中国が受注したことに「日本は実現可能な最良の提案を行ったが、率直に申し上げて結果には失望している」と伝えた。

安倍首相 12月にインド訪問へ モディ首相と会談

安倍首相 12月にインド訪問へ モディ首相と会談

マレーシアを訪問中の安倍晋三首相は11月21日、インドのモディ首相と会談した。両首脳は南シナ海で中国が人工島の造成を進めている問題への懸念を共有し、海上での共同訓練を継続していくことで一致した。
また、安倍首相は12月、インドを訪問する意向を表明し、経済分野でも協力を進めていくことを確認した。

農水省がベトナムで日本料理・BENTOセミナー

農水省がベトナムで日本料理・BENTOセミナー

農林水産省は11月14日、ベトナム・ホーチミン市でで「日本料理・BENTOセミナー」を開催した。日本のファッションやライフスタイルなどを紹介するイベント「Feel Japan with Kilala 2015」の一環で、ベトナムで発行されている雑誌「Kilala(きらら)」の読者約100人が参加した。
セミナーは2部構成で、第1部では食育料理研究家の藤野真紀子氏が「五味・五色・五法」と呼ばれる和食の味付けや色合い、調理法に関する本格的な情報や弁当について講演した。弁当については歌舞伎の上演の合間(幕の内)に食べることから「幕の内弁当」という呼び名ができたことを紹介。
弁当は学校やピクニックなどに持っていくと説明。弁当の中身の腐敗を防ぐために、殺菌効果のある梅干しや紅ショウガ、酢、サンショウを入れたりすることを紹介した。
第2部では内科医師の渡邉美和子氏が医学的見地から和食と健康の関係について講演した。和食は一汁三菜 を基本としており、動物性タンパク質が少なく、バランスよく栄養を摂取できるが、カロリーは低いと説明。
日本人は魚や豆類、みそ、しょうゆといった発酵食品を好んで摂取するとしたうえで、「日本人の平均寿命が男性80.50歳、女性は86.83歳と世界一である背景には、健康的な食習慣がある」と述べた。NNAが報じた。

経済訪中団 中国李首相と6年ぶり会談 経済関係深化

経済訪中団 中国李首相と6年ぶり会談 経済関係深化

経団連の榊原定征会長ら経済界訪中団は11月4日、北京で中国の李克強首相と会談した。中国首相との会談は6年ぶり。ソウルでの日中首相会談を踏まえ、日中の政治面だけでなく、経済関係も深化させていくことを確認した。減速する中国経済の動向では李首相が「今後5年間で6.5%以上の成長が必要だ」とし、中高速の成長を維持すると表明した。

長野・新潟県 シンガポールで観光セミナー・商談会

長野・新潟県 シンガポールで観光セミナー・商談会

長野県と新潟県は10月26日、シンガポールで地元の旅行関連業者を対象にした観光セミナー・商談会を共催した。両県が共同で観光フェアを同国で開くのは初めて。
シンガポール日本人会館で開かれた観光セミナー・商談会には、長野、新潟両県から観光関連団体・協会やホテル、交通機関など約20社・団体、シンガポールからは地元旅行会社の関係者ら約40人が参加した。NNAが報じた。

日韓首脳会談11/2にも実現へ 慰安婦問題で調整

日韓首脳会談 11/2にも実現へ 慰安婦問題で調整

11月1日にソウルで行われる予定の日中韓首脳会談に合わせ、安倍晋三首相と韓国の朴槿恵大統領との初の日韓首脳会談が行われることがほぼ固まった。
ただ、最大の懸案である慰安婦問題への対応を巡って、何らかの成果を出す見通しは立っておらず、両政府によるぎりぎりまでの調整は続きそうだ。韓国青瓦台(大統領府)関係者が10月26日、日韓首脳会談の11月2日開催を日本側に提案したと明かした。日韓首脳会談が実現すれば、2012年5月、北京で行われて以来、約3年半ぶりとなる。

2年ぶり「日イ友好市民フェス2015」に10万人

2年ぶり「日イ友好市民フェス2015」に10万人

日本最大級の日本・インドネシア友好イベント「日本インドネシア市民友好フェスティバル2015」が10月17~18日の両日、東京都渋谷区の代々木公園イベント広場で開かれた。昨年はデング熱騒動のため中止となり、2年ぶりの開催。
会場には両日合わせ約10万人(日本人6割、インドネシア人4割)が来場した。インドネシア料理屋台やバティックなどの物販店が立ち並び、野外ステージではバリ舞踊などが終日繰り広げられた。インドネシア人では大学の留学生や、介護福祉士や看護師などを目指し研修中の候補生らの姿も数多く見られた。
今回出店した料理屋台は、インドネシアはじめ、東南アジア地域で幅広くみられるような雰囲気のものも含め過去最多の22店。ナシゴレン、ミーゴレン、サテ、ビンタンビールなどを買い求める来場客で、どの店も長い行列ができた。インスタントラーメン、サンバルなどインドネシア食材を販売するブースにも人だかりができる盛況ぶりだった。

加賀屋 シンガポールで本場の「おもてなし」紹介

加賀屋 シンガポールで本場の「おもてなし」紹介

日本の人気の老舗旅館、加賀屋(石川県七尾市)は10月12日、シンガポール東部のテマセク・ポリテクニック(技術専門学校)で加賀屋流「おもてなし」を紹介した。加賀屋が本格的に同様のイベントをシンガポールで開くのは初めて。
石川県をはじめとする日本への観光客誘致や、シンガポールの観光サービスの向上が目的。2016年に創業110周年を迎える、そして37年間連続でサービス日本一となった加賀屋の「おもてなし」のデモンストレーションを交えた説明に、来場した観光学を学ぶ学生や観光関係者約70人は強い関心を示した。
シンガポールのテマセク・ポリテクニックとタイ公益法人、お互いフォーラムがワークショップ「『おもてなし』サービスの海外発信」を共催した。ワークショップでは加賀屋の天野博康インバウンド課長が、おもてなしの定義に加えて、同旅館のおもてなしの質向上のための取り組みを紹介した。NNAが報じた。

愛媛の中小企業5社 ジャカルタで66社と商談会

愛媛の中小企業5社 ジャカルタで66社と商談会

愛媛県はインドネシア・ジャカルタで県内企業と現地企業とのビジネス商談会を開いた。同商談会には製造業を中心に県内から5社が参加・現地の金属、機械加工、製薬、建設、流通業など延べ66社、106人と商談会を行った。参加企業はダイキアクシス(松山市)、松山機型工業(同)、トップシステム(西条市)、一広(今治市)、ウタカエンジニアリング(四国中央市)の5社。