水の知識を途上国に 世界水フォーラム 日中韓共同宣言

水の知識を途上国に 世界水フォーラム日中韓共同宣言

第7回世界水フォーラムが開かれている韓国南東部慶州で4月13日、日中韓水担当相会合が開かれ、3カ国が水の管理や循環など水関連の政策から得られた知識や経験を共有し、途上国に広めることで合意する共同宣言を発表した。同会合は3年ぶり2回目で、日本の太田昭宏国土交通相、韓国の柳一鎬国土交通相、中国の矯勇水利省次官が出席した。

日中韓 相互観光3000万人に 観光相会合で共同声明

日中韓 相互観光3000万人に 観光相会合で共同声明

日中の観光について話し合う第7回日中韓観光大臣会合が4月12日、東京都内で開かれ、3カ国間を相互に訪問する旅行者を2020年に3000万人まで拡大する目標を盛り込んだ共同声明を採択した。航空路線の充実や各国内の交通アクセスの円滑化で利便性の向上を図る。国境を越えて史跡などを巡る旅行商品の開発を進め、共同観光プロモーションにも取り組む。共同声明は「観光交流新時代の幕開け」をうたった。日中韓が東アジア域外から旅行者を呼び込む観光キャンペーン「ビジット・イースト・アジア」も盛り込んだ。2018年の平昌冬季五輪、20年の東京夏季五輪を機に欧米などへ日中韓を目的とした旅行をを売り込む。

日中韓 PM2.5共同観測 4月末の環境相会議で合意へ

日中韓 PM2.5共同観測 4月末の環境相会談で合意へ

日本、中国、韓国の3カ国政府が4月29~30日、上海で開く環境相会談で微小粒子状物質「PM2.5」の共同観測に向けた協力を打ち出す見通しとなった。PM2.5は自動車の排ガスなどに含まれ東アジアで広がる大気汚染の原因となっている。2015年から19年まで5カ年の共同行動計画に盛り込む方向だ。

日中韓の環境相会談は毎年開いているが、2012年の沖縄県・尖閣諸島の国有化問題が起きてから、中国は閣僚の出席を見送ってきた。今回は2月に就任した陳吉寧・環境保護相が参加する見込みだ。日本は望月義夫・環境相、韓国はユン・ソンギュ環境相が出席する。日本経済新聞が報じた。

シンガポール「テック・イン・アジア2015」5/6~7開催

シンガポール「テック・イン・アジア2015」5/6~7開催

アジア最大級のスタートアップ関連イベント「テック・イン・アジア・シンガポール2015」が5月6、7の両日、シンガポールのサンテック国際会議展示場で開催される。講演はじめスタートアップによる製品・サービスの展示、投資家とのお見合いイベント、プレゼンテーションコンテストなどが予定されている。主催はIT・スタートアップ関連ネットメディアであるテック・イン・アジア。2014年は約1500人が来場、今回は2500人以上を見込む。

日中韓の観光担当相会合始まる 相互交流拡大へ

日中韓の観光担当相会合始まる 相互交流拡大へ

日本、中国、韓国の観光担当相会合が4月11日、東京都内で2日間の日程で始まった。中韓との関係改善の機運を背景に、2011年5月以来ほぼ4年ぶりの開催で7回目。旅行客の相互交流拡大が主要議題で、12日に3カ国会合を開き、具体策を盛り込んだ共同声明を発表する。

日中議会3年ぶり交流会 歴史・尖閣で意見が平行線

日中議会3年ぶり交流会  歴史・尖閣で意見が平行線

日本の衆議院と中国の国会に当たる全国人代表大会(全人代)の代表者が4月9日、国会内で「日中議会交流委員会」を開いた。2012年1月以来、3年3カ月ぶりの開催で、議会同士の交流を通じて、首脳レベルを含む日中政府間の対話促進につなげるのが狙い。ただ歴史認識や沖縄県尖閣諸島問題を巡っては、双方の意見が平行線をたどった。議員団団長は、日本側が林幹雄・衆院議院運営委員長、中国側は吉炳幹・全人代副委員長(副首相級)が務めた。

6月に北京で「日中財務対話」AIIBなどが焦点

6月に北京で「日中財務対話」 AIIBなどが焦点

麻生副総理・財務相は4月7日、閣議後の記者会見で日本と中国が幅広い経済・財政問題を話し合う「日中財務対話」を6月上旬に北京で開く方向で調整を進めていることを明らかにした。開催されれば2012年4月以来3年2カ月ぶりとなる。中国主導で設立を準備している「アジアインフラ投資銀行(AIIB)」を巡る話し合いが焦点となる。

マレーシア国際ハラル見本市 日本パビリオンに7社

マレーシア国際ハラル見本市 日本パビリオンに7社

ハラル製品見本市「第12回マレーシア国際ハラル見本市(MIHAS)が4月1日、クアラルンプール・コンベンションセンター(KLCC)で閉幕した。民間非営利団体(NPO)の日本ハラール協会が取りまとめにより日本パビリオンに出展する7社を含め、多数の日本企業や団体が参加する。同国貿易産業省では4日間の日程で合計5億リンギ(約163億円)の成約を見込んでいる。日本からは出展企業7社のほかにも、ブースを設けない協賛企業3社が参加した。MIHASは4月1日から同時に開催されたハラル関連イベント「世界ハラルサミット(WHS)」の一環。NNAが報じた。

日イ協会・議員連盟がジョコ大統領歓迎レセプション

日イ協会・議員連盟がジョコ大統領歓迎レセプション

日本インドネシア協会(会長。福田康夫元首相)と、日本インドネシア国会議員連盟(会長・二階俊博衆議院議員)は3月24日夜、東京・日比谷の帝国ホテルで、訪日中のインドネシアのジョコ・ウィドド大統領歓迎レセプションを開催した。冒頭、あいさつに立った福田会長は「国民の篤い信頼を受けた大統領の下で日本・インドネシアの友好関係は一層発展する」と歓迎の意を表明。これを受け、ジョコ大統領は「インドネシアが日系企業にとって最も信頼のできる投資先の一つと受け止められていることに感謝している」と笑顔で挨拶した。同レセプションには法人、インドネシア関係者など合わせ約2百人が出席した。

中国・上海で日本米・日本酒を販促PR 輸出促進協議会

中国・上海で日本米・日本酒を販促PR  輸出促進協議会

コメの輸出促進を目的とする業界団体、全日本コメ・コメ関連食品輸出促進協議会は3月20日、中国・上海で流通関係者らを招き、日本産米や日本酒などの販売促進会を開いた。日本産米を使った和食や、日本酒のおいしさをアピールした。