日中議会3年ぶり交流会 歴史・尖閣で意見が平行線

日中議会3年ぶり交流会  歴史・尖閣で意見が平行線

日本の衆議院と中国の国会に当たる全国人代表大会(全人代)の代表者が4月9日、国会内で「日中議会交流委員会」を開いた。2012年1月以来、3年3カ月ぶりの開催で、議会同士の交流を通じて、首脳レベルを含む日中政府間の対話促進につなげるのが狙い。ただ歴史認識や沖縄県尖閣諸島問題を巡っては、双方の意見が平行線をたどった。議員団団長は、日本側が林幹雄・衆院議院運営委員長、中国側は吉炳幹・全人代副委員長(副首相級)が務めた。