ジョコ体制始動 初閣議で省庁の組織改革断行を指示
ジョコ大統領は10月27日、中央ジャカルタの大統領宮殿で新閣僚34人を前に初の閣議を主宰、省庁の組織改革断行を呼び掛けた。ユドヨノ前政権から持ち越された懸案の補助金付き燃料の値上げの時期について、ソフヤン経済調整相は「大統領と協議して決定する」と明言を避けたが、「補助金を生産的な分野に振り向ける」と強調した。バンバン財務相も「これから話し合う」と語った。
国営企業3社の社長3人が閣僚に登用されたことから、リニ国営企業相は後任を選出するとの方針を表明。また11月1日には国営石油ガス・プルタミナの新社長を発表すると明らかにした。ジョコ氏が掲げる海洋国家の構想に沿い、国営港湾管理会社ぺリンドとの連携を強化し港湾整備を進めるなどとした。地元メディアなどが報じた。