訪日客の消費4割増 1~9月累計で13年通年上回る
観光庁は10月31日、今年7~9月に日本を訪れた外国人旅客による消費額が前年同期比41%増の5505億円だったと発表した。今年1~9月の累計は40%増の1兆4677億円で、13年の通年消費額(1兆4167億円)を上回った。
消費額が多い中国人旅客が70%増え、全体の消費額を押し上げた。「訪日外国人消費動向調査」によると、旅客1人当たりの旅行支出は平均15万8257円で、前年同期から13%増えた。中国が19%増の23万6353円で最も多かった。韓国は9%減の7万3487円だった。