東南アの9月新車販売11%減 17カ月連続マイナス

東南アの9月新車販売11%減  17カ月連続マイナス

東南アジア主要6カ月の9月の新車販売台数は前年同月比11%減の26万2681台だった。17カ月連続のマイナスで、減少幅は再び拡大した。軍事政権下のタイなど上位3カ国が2ケタ減となった。域内首位のインドネシアで燃料費補助金の削減が検討され買い控えが広がるなど新たな不安材料も浮上。回復の足取りは一段と重くなっている。

インドネシアは11%減の10万2711台で2カ月ぶりにマイナスになった。2位のタイは27%減の6万9137台で、17カ月連続のマイナス。1~9月で65万台に達しておらず、2014年通年で90万台という業界見通しがさらに下振れするとの見方が強くなっている。3位のマレーシアは13%減の4万7771台でマイナスに転じた。4位フィリピン、5位ベトナム、6位シンガポールは好調で増えている。日本経済新聞が報じた。