三井物産 ミャンマーで肥料生産 コメ事業収益力底上げ
三井物産はミャンマーでコメ用の肥料工場を建設する。コメの集荷・加工・販売を担う国策民営会社、ミャンマー・アグリビジネス・パブリック・コーポレーション(MAPCO、ヤンゴン市)と合弁会社を設立し、2015年にも出荷を始める。合弁会社への出資比率は、MAPCOが過半を握るとみられる。
三井物産はミャンマーで輸出拡大に向け、現地で精米するプロジェクトを進めている。ただ、現地はやせた農地多く、土壌を改良して収穫量を向上させる必要がある。そのため品質改善にも寄与する肥料生産に関わり、コメ事業の収益力を底上げするもの。日本経済新聞が報じた。