資生堂 中国事業立て直しへ抜本改革 現地化加速

資生堂 中国事業立て直しへ抜本改革 現地化加速

資生堂は中国事業の抜本的な構造改革を断行する。同社の2014年4~9月期連結決算では中国事業の低迷などが響き、営業利益が前年同期比4割を上回る大幅減益となった。この要因として、尖閣列島を巡る日中間の政治問題により、中国において知名度が高い同社が批判、排斥の標的にされて、影響を被った面があった。しかし、14年度中に中国で過剰な店頭在庫を適正化するほか、マーケティングの現地化の加速などで事業を立て直す方針だ。