介護各社がマレーシア・中国などで認知症ケア

介護各社がマレーシア・中国などで認知症ケア

日本の介護事業各社がアジア地域で認知症の悪化抑制に重点を置いた老人ホームの運営に乗り出す。メディカル・ケア・サービス(さいたま市)は2016年度にマレーシアに進出。ウィズネット(同)も近く中国・大連市で開業する。リエイ(千葉県浦安市)は中国・上海市の老人ホームで認知症患者の受け入れを急ぐ。アジア各国は高齢化が急速に進む見通しだが、認知症の対処は遅れ気味。そのため、介護各社は日本のノウハウを生かして海外に事業を広げる。日本経済新聞が報じた。