ジャカルタの1~3月のアパート賃料は11%上昇
米系不動産サービス会社、コリアーズ・インターナショナル・インドネシアによると、第1四半期(1~3月)の首都ジャカルタの中央商業地区(CBD)のアパートの平均月額賃料は前期比11.21%上昇し、CBD以外でも4.26%上がった。CBDの賃料は1平方㍍当たり26.34米㌦(約2600円)となり、前年同期比では10.29%上昇している。CBD以外は15.40米㌦で同3.58%高となっている。
高価格帯のアパートは部屋の清掃や洗濯などホテルのようなサービスが付くため、人気があり賃料の上昇を牽引した。とくに国際的なホテルブランドが運営する物件の人気が高かった。電気料金や最低賃金、インフレ率の上昇なども相場を押し上げた。同社では今後も賃料の上昇基調が続くとみている。