APEC域内産業界トップに投資呼び掛け ジョコ大統領
インドネシアのジョコ・ウィドド大統領は11月10日、北京で開かれたアジア太平洋経済協力会議(APEC)のCEO(最高経営責任者)サミットで講演した。域内の経済界代表が集まったこの中でジョコ氏は、インドネシアにおける土地収用や許認可手続きの迅速化に力を注ぐことを約束し、インドネシアへの投資を呼び掛けた。そして、燃料補助金に充てる国家予算を削減し、農水産業や中小企業の支援、インフラ開発などに振り向ける方針を表明。併せて、港湾建設など海上輸送路の開発、ジャワ島外での鉄道敷設、発電所建設などを進めることを強調、「投資のチャンス」とトップセールスした。