杉浦製作所 インドネシア工場の生産能力3.5倍に増強
自動車用ナット・ボルト製造販売の杉浦製作所(愛知県西尾市)は、2015年末までにインドネシアで月産能力を材料ベースで現状比3.5倍の約700㌧に引き上げる。10億円程度を投じ、既存工場を現状比3倍に増築する計画。東南アジア市場の拡大を見越し、トヨタ自動車などhwの現地供給体制を整備する。現地工場で18年12月期に14年12月期見込み比7倍の売上高25億円を目指す。
杉浦製作所90%、神鋼商事が10%出資する現地法人「スギウラ インドネシア」(西ジャワ州カラワン県)の敷地内で工場を増築する。敷地面積は約4万9000平方㍍、建築面積は約7600平方㍍で、既存工場棟の約2倍に相当する。日刊工業新聞が報じた。