世界人口72億4400万人 若者の9割は開発途上国に
世界人口基金(UNFPA)は11月18日、2014年版「世界人口白書」を発表した。全人口のうち、若者(10~24歳)の9割が開発途上国に暮らしており、「教育や健康雇用などの面で若者に必要な投資をすることが、私たちの将来を決める」と指摘している。白書によると、世界の人口は昨年から8000万人増えた72億4400万人。若者は18億人で、うち6割は学校に行ってなかったり、仕事が不定期だったりするという。若者の割合が最も高い国は東ティモール(38%)。日本は14%で198カ国の中でスペインなどと並んで最も低かった。人口が最も多いのは中国に(13億9400万人)、次いでインド(12億6700万人)で、日本(1億2700万人)は10位だった。