大西洋クロマグロ漁獲枠拡大 15~17年20%ずつ
大西洋クロマグロの資源管理を話し合う「大西洋マグロ類保存国際委員会(ICCAT)」は、東大西洋と地中海での漁獲枠を、2o15~17年の3年かけて年約20%ずつ増やすことを決めた。日本の15年の割当量も現在の1140㌧から18%増えて1345㌧となる。資源が回復しているためで、漁獲枠の拡大は2年ぶり。水産庁が11月18日発表した。
東大西洋と地球海での全体の漁獲枠は15年が1万6142㌧、16年が1万9296㌧、17年が2万3155㌧で合意。このうち日本の割り当ての比率は8.3%で、15年が1345㌧、16年が1608㌧、17年が1931㌧となる。