近鉄エクスプレス ハノイ近郊のバクニン省に物流施設
近鉄エクスプレス(東京都港区)は、ベトナム・ハノイ近郊のバクニン省に物流施設「バクニン省ロジスティクスセンター」を開設し、運用を始めた。バクニン省は外資系の大手精密機器メーカーなどが集積しており、電子部品を中心とした日系企業の物流需要が拡大している。近鉄エクスプレスでは非居住者在庫の保管などに対応して、ベトナムに現地法人を置いていない部品メーカーなどの物流需要を取り込む。
バクニン省ロジスティクスセンターの倉庫面積は4200平方㍍で、保税貨物の取り扱いのほか、冷蔵設備なども備えた複合機能型倉庫。同社では輸入通関や倉庫内業務、国内配送など幅広く物流サービスを提供する。日刊工業新聞が報じた。