東ジャワ州で交通渋滞緩和へ40年ぶりに鉄道運行再開

東ジャワ州で交通渋滞緩和へ40年ぶりに鉄道運行再開

インドネシアのイグナシウス・ジョナン運輸相は、東ジャワ州シドアルジョで11月24日、同地と同州モジョクルトを結ぶジュンガラ線の運行再開を宣言した。同線は12日、悪化する交通渋滞の緩和を目指し約40年ぶりに再開。今後、32㌔の区間を約51分で結び4両編成で、1日に計12往復する。

同省鉄道総局長によると、同州では他にも複数の路線で運行再開を検討中。東ジャワ州政府の要望を受け、利用客数の予測など実現可能性調査を終えた路線もあり、再開路線が増えそうだ。中部ジャワ州ではプルウォクルトとウォノソボを結ぶ約120㌔の運行再開が検討されている。1985年以来停止されていたが、近年、鉄道路線の重要性が見直されているという。