王子HD ベトナムとミャンマーで段ボール工場建設
王子ホールディングス(HD)は11月28日、ベトナムとミャンマーの段ボール工場建設計画を発表した。ベトナムの新工場はホーチミン市中心部から北西へ約40㌔のビンズオン省の工業団地に建設し、2016年1月の稼働を予定。段ボールの年間生産能力は4200万平方㍍。総投資額は約30億円で、ベトナムでは5カ所目の生産拠点となる。
ミャンマーでは1カ所の工場に16億円を投資し、2015年5月の稼働を予定。2カ所目も15年中の稼働を目指す。物流が活発化する東南アジアで工業製品などの包装資材需要が拡大していることに対応する。