東京製綱 インドネシアで炭素繊維複合材ケーブル受注
東京製綱はインドネシアで炭素繊維複合材ケーブル(CFCC)を受注した。高圧送電線の心材用で、受注量は360㌔㍍。2015年3月までに納入する。受注額は数億円7。送電線の建設が盛んな中国や東南アジア地域での受注拡大に弾みをつける。
今回受注したのはスマトラ島の増容量化架線工事に向けで、現地の電線メーカーに納入する。CFCCは炭素繊維と熱硬化性樹脂を複合化し、より合わせて成形したケーブル。高強度・高弾性で送電容量を従来の2倍に高められる。現地で性能承認を8月に取得している。日刊工業新聞が報じた。