インドネシア11月の消費者物価指数6.23%上昇

インドネシア11月の消費者物価指数6.23%上昇

インドネシア中央統計局は12月1日、11月の消費者物価指数が前年同月比6.23%上がったと発表した。上昇幅は前月の4.83%を大きく上回った。この背景には、インドネシア政府が11月18日にレギュラーガソリンと軽油の公定価格を3割以上値上げしたことがある。これを機にコメやトウガラシなど「基礎食品」が前月比で2.15%、運輸・通信が同4.29%上昇している。ただ、物価の高止まりは市場関係者の想定内で、年末には一段の上昇を予測する向きもある。