インドネシアの基礎化学産業 2015年は6%成長

インドネシアの基礎化学産業 2015年は6%成長

ムハマッド・カヤム工業省基礎化学産業局長は「今年の基礎化学産業の成長は、米ドルに対するルピア安などで年率3~4%になる見込みだが、2015年も5~6%の経済成長を達成できるなら、同産業は6%の成長も達成できるだろう。2013年の同産業の成長率は10%を達成したが、14年上期は2%に留まった。1~9月期における基礎化学や化学、薬品分野の国内投資額は9兆3000億ルピア(約827億円)、外国投資は20億㌦(約2217億円)だった。原材料の輸入依存度はいぜん高く、為替変動を受けやすい構造を改善していかなければならない。原材料分野の工業化を進める必要がある」としている。ビスニス・インドネシアが報じた。