違法・無許可操業3000万円 サンゴ密漁を厳罰化
中国船によるサンゴ密漁問題を受け、外国人による領海や排他的経済水域(EEZ)での違法操業に対する厳罰化を盛り込んだ改正外国人漁業規制法と、改正漁業主権法が12月7日施行された。抑止力を強化するため、厳罰の上限を大幅に引き上げた。領海内での違法操業は400万円、EEZでの無許可操業は1000万円を罰金の上限額として定めていたが、法改正でそれぞれ3000万円に引き上げた。外国人が漁業監察官らの立ち入り検査を拒否した場合も、これまでの10倍の300万円にした。