クールジャパン シンガポール日本食街に出資支援
日本文化を海外に発信する官民ファンド、クールジャパン機構(海外需要開拓支援機構)は12月8日、シンガポールの繁華街、オーチャードに多数の日系中小企業が出店する「ジャパンフードタウン事業」に最大7億円出資すると発表した。
日本外食ベンチャー海外展開推進協会(JAOF)や同事業を支援する民間企業とともに、シンガポールに合弁会社を設立。伊勢丹オーチャード店の4階に「ジャパン・フード・タウン(仮称)」を設けて運営する。調理器具や飲料、調味料メーカーなどの「サポーター企業」を募ることで、事業の総投資規模は10億円を見込んでいる。ジャパン・フード・タウンにはJAOFに加盟する会食ベンチャー企業15~20店舗を進出させる日本国内で実績のある中小企業を2015年初頭まで公募し、3月末ごろまでにテナントを決定。同年10月にオープンする予定だ。初年度の売上高30億~40億円を目指す。NNAなどが報じた。