西南開発 バンテン州に3社合弁でソ-セージ工場
西南開発(愛媛県八幡浜市)は野村貿易、地元の冷凍食品メーカー、スカル・ブミと合弁でインドネシア・バンテン州にソーセージ工場建設する。投資額は約4億円。2015年6月に生産開始する。3年以内にシェア1割を目指す。3社はソーセージの製造・販売を手掛ける合弁会社「スカル・セイナン」を設立。資本金は115億ルピア(約1億円)。出資比率は西南開発が30%、野村貿易が19%、スカル・ブミ51%とする。従業員は80人。工場はバンテン州タンゲランのチクパでスカル・ブミが保有する土地に建設する。生産能力は年間4000㌧、1年目は760万本、2年目は2290万本を生産する。インドネシア国内ほか、日本を含む海外への輸出も視野に入れる。西南開発が海外に拠点を設けるのは初めて。「ハラル認証」を取得し、東南アジアなどで拡大する食肉需要を取り込む。NNAが報じた。