14年GDP成長率の目標達成困難 フィリピンNEDA長官
フィリピンの国家経済開発庁(NEDA)のバリサカン長官は12月16日、今年の国内総生産(GDP)成長率について、目標としていた6.5%はほぼ達成できないとの見方を示した。マニラブレティンなどが報じた。同国の第3四半期(7~9月)のGDP成長率は前年同期比5.3%と前期(4~6月)の6.4%から大きく減速。その結果、1~9月では5.8%にとどまっている。政府は通年目標を6.5~7.5%に設定している。地元メディアのABS-CBNによると、アジア開発銀行(ADB)はフィリピンの今年の成長率見通しを0.2ポイント引き下げ6.0%に修正している。NNAが報じた。