東南ア11月の新車販売9%減 上位2カ国が2ケタ減
東南アジア主要6カ国の11月の新車販売台数は、前年同月比9%減の25万9958台だった。前年実績割れは19カ月連続。燃料補助金が削減されたインドネシアと景気回復が遅れているタイの上位2カ国が2ケタの減となり、全体の足を引っ張った。2014年通年も前年比約1割減の320万台弱の見通しで、5年ぶりのマイナス成長に転じる。 域内首位のインドネシアは18%減の9万1268台で、3カ月連続のマイナスとなった。11月18日に導入された燃料補助金の削減策で燃料費負担の拡大を懸念した消費者が車を買い控えしたもようだ。