中国のサンゴ漁船 沖縄周辺のEEZで連日の摘発
沖縄周辺の日本の排他的経済水域(EEZ)で海上保安部の立ち入り検査に応じなかったとして12月27日、中国のサンゴ漁船の船長が逮捕されたのに続いて28日午後、別のサンゴ漁船の中国人船長が同じく漁業主権法違反の疑いで逮捕された。今回逮捕されたのは陳華清容疑者(60)。
小笠原に向かう中国のサンゴ漁船の多くは沖縄周辺の海域を通過し、過去には沖縄周辺でも違法な操業が確認されていることから、沖縄を管轄する第11菅区海上保安部は体制を強化して取り締まりにあたっている。中国のサンゴ漁船を巡っては、小笠原諸島周辺での美津両の問題を受けて11月、漁業主権法などが改正され、EEZで許可なく操業した場合や、立ち入り検査に応じなかった場合の罰金が大幅に引き上げられている。NHKなどが報じた。