日本人会議所会員200社 ミャンマー進出企業が加速
ミャンマーに進出する日本企業が加速している。ミャンマー最大都市ヤンゴン日本人商工会議所の会員数は2014年10月で200社に達し、2013年5月に100社からわずか1年5カ月で2倍に増えた。電力や水道などインフラが未整備などのために製造業の進出は小幅増にとどまるが、飲食店の開業が相次いでいる。
日本貿易振興機構(ジェトロ)によると、同会議所に加盟する200社の内訳は、建設部会が50社(14年6月時点は44社)、流通・サービス部会が46社(同37社)、製造業など工業部会が49社(同39社)、運輸部会が25社(同22社)、貿易部会が22社(同21社)、金融・保険部会が13社(同12社)。流通・サービス部会の増加が顕著で、とくにミャンマーに進出する日系企業を顧客とする法務・税務、コンサルティング、広告などのサービス業の進出が多いという。