收容遺体まだ7体 墜落エアアジア機捜索 悪天候で難航

収容遺体まだ7体  墜落エアアジア機捜索 悪天候で難航

2014年12月28日、インドネシアカリマンタン島南西沖で消息を絶ったインドネシア・スラバヤ発シンガポール行きのエアアジア8501便(乗客乗員162名)エアバスA320型機の捜索委が続いている。15年1月1日現在、現地メディアによると、インドネシアの救難当局はこれまでに7人の遺体を収容したと発表した。

現地は悪天候で船舶による捜索は続けられているが、ヘリコプターによる捜索は中止されたまま。収容された7人の遺体は、救命胴衣を着用していなかった1人は赤い制服を身に着けたCAの女性だったという。積乱雲を避けるため機体を急上昇して失速。救命胴衣を装着する時間的余裕もなく墜落したのではないかとみられる。

周辺海域では例年、2月ごろまで悪天候が続くため、捜索の長期化が懸念される。なお、当初40人の遺体が収容されたとの情報もあったが、インドネシア海軍が訂正した。Global News Asia などが報じた。