北海道内企業がベトナムで飲食店「北海道ヴィレッジ」

北海道内企業がベトナムで飲食店「北海道ヴィレッジ」

北海道内企業が中心となって2014年11月下旬設立された「クール北海道」が、ベトナム現地法人を立ち上げて、15年10月にもホーチミン市中心部に北海道内の飲食店などが入った「北海道ヴィレッジ」を開業する。クール北海道は、東南アジアで北海道発のビジネスを支援する目的で設立された会社で、ベトナムではホーチミン市内の日本食レストランなどにも北海道産食材を売り込み、道内とベトナムの交易を活発化する考えだ。

北海道ヴィレッジはホーチミン市中心部の2棟のビル(計延べ1500平方㍍)を賃借し、道内発の食文化を発信する飲食店モールとする計画。北海道ヴィレッジには当初、いずれも札幌に本店のあるすし店、ステーキ店、高級焼き鳥店の支店をオープンする。16年4月までにラーメン店などが集まった「北海道屋台村」や、道内発の料理教室、美容室なども開業予定で、幅広く北海道をPRしていく。北海道新聞電子版が報じた。