インドネシア当局 エアアジア機墜落で航空職員を処分
エアアジア機QZ8510便の墜落事故で、インドネシア当局は1月5日、同便が未認可フライトスケジュールに基づいて運航していたとされる問題に関連し、関係航空職員らを停職処分とした。同時に他にも運航許可に違反している航空会社が見つかった場合、相応の措置を講じる構えを示した。
同国運輸省航空総局のジョコ・ムルジャトモジョ総局長代理は記者会見で、同省が空港と空港管制の幹部らに対し、QZ8501便の運航に「関与していた職員の停職処分」を命じたと発表した。また、ジョコ氏は運輸省が認知しないところでなぜエアアジアが認可外のスケジュールで運航を続けていたのか、捜査を継続していることも明らかにした。
マレーシアに本社を置くエアアジア傘下のエアアジア・インドネシアはすでに、同便が飛行していたインドネシア・スラバヤとシンガポールを結ぶ路線の運航停止処分を、インドネシア当局から受けている。ただ、シンガポール側は同路線には運航許可を与えていたと発表している。AFP BB NEWSが報じた。