中国人の観光客ビザ5年に延長 富裕層のリピーター増へ

中国人の観光客ビザ5年に延長 富裕層のリピーター増へ

岸田文雄外相は1月6日の記者会見で、観光目的で来日する中国人向けの数次査証(ビザ)の有効期限を3年から5年に延長する緩和策を発表した中国人観光客を呼び込む戦略の一環で、1月19日から運用開始する。数次査証は、期間内なら何回も訪日できるもの。緩和対象は「相当の高所得を有する者とその家族」とし、富裕層のリピーターを増やすのが狙いだ。また、一定の経済力があり、過去3カ月以内にの訪日歴がある人も対象とし、家族のみの渡航も認める。