日立とヤンマー 衛星電波活用した豪での実験に成功
日立製作所、日立造船、ヤンマーの3社は1月14日、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が打ち上げた準天超衛星初号機「みちびき」の電波を活用し、オーストラリアの乳サウスウェールズ州で、自律走行型ロボットトラクターを使用した農作業に成功したと発表した。この実証実験は総務省からの受託に基づくもの。具体的には同地域の稲を栽培する農場において、みちびきの高度測位信号を用いて自律走行型ロボットトラクターを制御し、実際の農作業を行う実証実験。3月まで実験を続行して実用化を検討後、オーストラリアや日本、アジアで販売を目指す。