燃料の一部値上げ実施されれば、二輪車へ買い替えの動きも
地元紙は、交通専門家のダルマニンシャス氏は政府が検討している補助金付き燃料の一部値上げが実施された場合、自動車保有者は節約のため、二輪車に買い換える動きがでるとの予測を報道じている。交通警察によると、現在の登録台数は自動車が約1000万台で、二輪車は約7800万台。同氏は自動車ユーザーの多くが燃料費の増大に加え、交通渋滞を避けるため、二輪車にシフトするとの見方を示している。
インドネシア運輸協会(MTI)によると、1往復の通勤に消費する燃料は平均で自動車が8㍑で、二輪車が2㍑。これを月25日労働で換算すると、月間の燃料費は自動車で130万ルピア、二輪車で22万5000ルピアで、107万5000ルピアもの差になる。この数値をみると、確かに同氏の予測はそれなりに説得力はありそうだ。