「踊り場を迎えたインドネシア経済の行方」林氏が講演

「踊り場を迎えたインドネシア経済の行方」林氏が講演
 ジャカルタのホテル・インターコンチネンタル・ミッドプラザで4月22日、三菱東京UFJ銀行(BTMU)ジャカルタ支店の経済講演会で林哲久副支店長は「踊り場を迎えたインドネシア経済の行方」と題して講演した。この中で、林氏はルピア安、低水準の長期金利、短期金利の乱高下などの現状を踏まえ、為替リスクのヘッジだけでなく、金利リスクのヘッジも必要になるとの見解を表明。参加者に対し、ドル建ての支払いを円建てに変更したり、ルピア建ての増資の場合はドルでなく、円からルピアに換えたりすることなどをアドバイスした。
 林氏は世界経済や欧米、日本経済などを概観した上で、インドネシア経済について解説した。そして、ルピアの動向について、燃料補助金の削減政策の行方が大きなポイントになると指摘。補助金を削減し、燃料価格を上げた場合でも一時的にインフレ率が上昇し、ルピア安に振れるが、市場の信任を得ることができ、直接投資や証券投資が期待できるとして、最終的には1ドル=1万ルピア以下に収まるのではないかとの見方を示した。