金沢ホテル8社 旅行客誘致へジャカルタで初のPR

金沢ホテル8社  旅行客誘致へジャカルタで初のPR

石川県金沢市の都市型8社で構成する金澤八家は1月22日、インドネシア・ジャカルタで初の旅行代理店向けの商談会を開催した3月14日に東京~金沢間を2時間半で結ぶ引く陸新幹線が一部開通するのを追い風に茶屋街・芸者、金沢城、兼六園などをアピールして外国人旅行客を呼び込みたい考え。同国の旅行需要が高まる6月に向け強力にPRした。

従来、茶屋では”一見(いちげん)さん お断り”というシステムで、外国人観光客にとっては訪れることが難しかった。ただ2014年、金沢ニューグランドホテル、ホテル日航金沢など金澤八家が茶屋と覚書を交わし、定期的に芸者と交流できる場を提供している。金沢の各ホテルでは「ハラル」対応の料理の提供を開始している。このほか、将来的にはインドネシアと小松空港をつなぐチャーター便を飛ばすとし、官民が一体となりインドネシア側に働きかけていく必要性を強調している。NNAが報じた。