リッポーG最大級「オレンジ・カウンティ」年央着工
インドネシアの大手財閥リッポー・グループが西ジャワ州ブカシ県チカランに建設を計画している複合施設「オレンジ・カウンティ」は6~7月着工する予定だ。同施設は総額250兆ルピア(約2兆3800万円)を投じ建設する大型開発プロジェクトで、面積322㌶(東京ドーム約68個分)に及ぶ。2019年に完工予定で、実現すれば同グループで最大規模の施設となる。複合施設の半分強の172㌶もの緑化スペースを確保。
施設内にはショッピングモールや分譲マンション、オフィスビルのほか、リッポー・グループが運営するプリタ・ハラパン大学(UPH)などの教育施設も誘致する。さらに日本人向けの繁華街「リトル東京」、韓国の「コリアンタウン」、中国の「チャイナタウン」の開発が組み込まれており、日本人向けの教育施設や日本文化センターなども計画されている。現在、オレンジ・カウンティ建設予定地には大型スーパー「ハイパーマート」が営業を始めている。また、今年から同地がインドネシア日本同好会(KAJI)主催の「桜祭り」の会場になるという。じゃかるた新聞が報じた。