ダイヤモンド電機 タイ工場に集約 インドネシア工場中止
ダイヤモンド電機はインドネシアに建設予定の自動車エンジン用点火コイル工場の計画を中止し、タイ新工場を設ける。タイに東南アジア向け生産を集約する方が効率的と判断した。タイの新工場2015年11月に稼働する予定で、点火コイルを年間300万個生産する。新工場計画の中止に伴い、13年7月に設立したインドネシアの現地法人は特別損失2億1500万円を計上する。一方、タイには二つ目の現地法人ダイヤモンド電機アジアパシフィックを新設した。インドネシア投資予定だった2億8000万円を使い、2カ所目の工場をチヤチュ-ンサオ県に設ける。タイに東南アジア向けの生産拠点を集約し、品質や効率を高めていく。日刊工業新聞が報じた。