EMP社 ナイロン原料ラクタム新工場建設に6.2億㌦
インドネシアのエルソロ・ムルティ・プラタマ(EMP)社は、ナイロン繊維原料のカプロラクタム製造工場建設に6億2000万㌦(約733億円)を投資する。ソロハドモジョ社長は「工場の稼働は2013年、年間生産能力は12万㌧を計画している。製造したカプロラクタムは80%を輸出し、残りの20%は国内需要に充てる。グレシック県(東ジャワ州)に新設する工場は、インドネシアで初めてのカプロラクタム工場となる。カプロラクタムはタイヤコード織物、漁網などに使われるナイロン6繊維の原料で、国内外で需要が高い」と説明している。ビスニス・インドネシアが報じた。