汚職撲滅委が卒業試験問題遅配で印刷事業を捜査

汚職撲滅委が卒業試験問題遅配で印刷事業を捜査
 汚職撲滅委員会(KPK)は4月23日、問題用紙の遅配により高校3年全国統一試験が各地で延期された問題で、試験問題の印刷事業にからむ汚職捜査を開始することを明らかにした。この問題については「予算透明性フォーラム」(FITRA)はじめ汚職監視団(ICW)など複数の非政府組織(NGO)が告発している。この卒業試験には莫大な国家予算がかけられているいるにもかかわらず、問題用紙の印刷から配送まで不審な点が多々あると指摘。広域での配布の遅れ、問題用紙の部数不足、紙質が悪いなどの問題点が挙げられている。