東南ア14年の新車販売は5年ぶりに減 上位2国が低調
東南アジア主要6カ国の2014年通年の新車販売台数は、前年比10%減の321万3370台だった。5年ぶりに前年実績を割り込んだ。燃料補助金削減の影響が出た、域内首位のインドネシアの14年実績は2%減の120万8019台だった。景気回復が遅れている2位のタイも、34%減の88万1832台と2年連続の前年割れとなった。3位以下は比較的堅調で、マレーシアは2%増の66万6465台。過去最高の販売台数を更新したフィリピンが27%増(27万312台)、ベトナムも43%増(15万7810台)だった。なお、域内の日本勢のシェアは78%で、ほぼ横ばいを維持した。日本経済新聞が報じた。