関西ペイント ミャンマーの現地合弁で塗料生産

関西ペイント ミャンマーの現地合弁で塗料生産

関西ペイントは年内にもミャンマーで塗料生産を始める。今春をめどに現地企業と合弁で、生産子会社を設立。合弁相手の既存工場を拡張するなどして、月産能力1000㌔㍑のラインを稼働する。日系の塗料大手がミャンマーで現地生産に乗り出すのは初めて。2020年までに年1万㌔㍑の生産を目指す。新会社は現地の塗料大手ニン・タ・ジン・ウーとの合弁で設ける。資本金は1500万㌦(約18億円)で、関西ペイントが51%、ニン・タ・ジン・ウーが49%を出資する。住宅やオフィスビル向けの建設資材や橋梁などのインフラ設備向けの塗料を生産・販売。将来は自動車用など産業用塗料の生産も視野に入れる。日本経済新聞が報じた。