台湾のセブンイレブン、2/1から人民元の両替業務開始
統一超商(プレジデント・チェーンストア)が運営するコンビニエンスストア台湾最大手のセブン-イレブンは2月1日から中国人民元と台湾元との両替業務を3店舗で開始した。中央銀行が先に同社に両替業務を認可したのを受け、準備を進めてきた。中央銀行の担当者は「中国人観光客の急増に伴い、両替所や銀行、ホテル、百貨店以外の場所での人民元両替ニーズが高まっていると判断した」としている。統一超商によると、セブン-イレブンが人民元の両替業務を行うのは台北市の捷盟店(万華区)と中愛店(中正区)、名宝店(内湖区)の3店舗。午前7時から午後11時までサービスを行い、1日に1人が交換できる金額の上限は2万人民元(約38万円)。1回の手数料として40台湾元(約150円)を徴収する。
台湾のコンビニエンスストアでは全家便利商店(台湾ファミリーマート)が初めて両替業務を認められ、2012年に開始。現在は台北市内の江寧店と寧夏店、嘉義市の中捕明珠店の3店で、人民元のほか日本円、米ドル、香港ドル、韓国ウォンと台湾元との両替を行っている。 NNAが報じた。