スカルノハッタ国際空港拡張計画 土地取得費にめど

スカルノハッタ国際空港拡張計画 土地取得費にめど

インドネシア・スカルノハッタ国際空港を運営する国営第2アンカサプラのブディ・カルヤ・スマディー社長はこのほど、同空港の拡張計画の柱である第3滑走路建設の妨げになっていた土地取得について、政府から取得費用3兆ルピア(約280億円)の資本注入を受けられるめどが立ったとし、2016年中に着工が可能との見解を示した。ジャカルタポストなどが報じた。

第3滑走路は全長約3500㍍、幅60㍍の構想で、14年4月の計画立案時点では16年の完成が予定されていたものの、土地取得に手間取り、着工が遅れていた。スカルノハッタ国際空港は、利用者の年間受容能力2200万人に対して、13年には利用者が6000万人超になるなど混雑が深刻化している。SankeiBizが報じた