海藻加工品の壮関がタイに新工場 18年メドに生産拠点
加工食品メーカーの壮関(栃木県矢板市)は、2018年をメドにタイに工場を新設する。東南アジアでの健康志向の高まりを受け、主力の海藻加工品「茎わかめ」の販売が伸びるとみて、現地に生産拠点を置く。まず今夏にも現地メーカーと業務提携し、委託生産を一部で始める。同社は数年前からタイやベトナム、シンガポールなどで、茎わかめなどの海藻加工品を販売。日系のコンビニエンスストアや現地の百貨店などが扱っている。所得水準の向上で、東南アジアでは健康に関心を持つ消費者が増えている。
同社は18年をメドに東京証券取引所第2部への上場を目指している。上場で調達した資金をタイ工場新設の資金に充てる計画。投資額は10億円程度を見込む。日経MJが報じた。