極楽湯 2/17上海で海外2号店 10年で100店目指す
スーパー銭湯・極楽湯(東京都千代田区)は中国・上海市で海外2号店となる「極楽湯 金沙江温泉館」を2月17日に開業する。2号店のコンセプトは”More Japan”で、既設の上海1号店「極楽湯 碧雲温泉館」以上に、”日本”色を強く打ち出し、施設内の雰囲気やサービス(おもてなしの精神)はもちろん、日本のサブカルチャー(コンテンツ)やファッション(館内着)などで積極的に”和”を発信していく。
2号店の所在地は上海市普陀区。店舗面積は1万平方㍍。大浴場には12種類の風呂・サウナ、7種類の岩盤浴などを設け、レストラン、休憩エリア、キッズコーナーも設けている。駐車台数150台。2013年2月、上海市浦東地区に開業した上海1号店の14年の来店者数は50万人、売上高9000万元をそれぞれ達成。長い待ち時間ができるほどの盛況ぶりで、上海市民にとって家族連れでもゆったり、リラックスできる近場の一つのレジャー施設として受け入れられている。
こうした状況を踏まえ同社では、向こう10年をめどに中国でスーパー銭湯を100店開業する計画だ。当面は上海市近郊の江蘇省、浙江省を中心に出展していく予定。直営店とフランチャイズ店は各半数を見込む。