保守系イスラムが9月のミスワールド水着選考に猛反発
地元メディアによると、保守系イスラム団体がイスラムの教義に沿わないとして、9月に西ジャワ州ボゴール県で予定されている「ミス・ワールド」コンテストの最終選考会の開催を取り止めるようユドヨノ大統領に求めている。コンテストでは世界中の美女が知性や体力のほか、水着姿で美しさを競い合う。しかし、女性が体の、隠すべき部分をさらけ出すのはムスリムの宗教規範に反するというものだ。同団体は、インドネシアはムスリムの国、実施されれば暴力的な抗議が起きかねないとしている。
ミス・ワールドの選考は8月からジャカルタやバリで始まり、最終選考は9月28日、ボゴール県の多目的施設スントゥール・インターナショナル・コンベンション・センターで開かれる予定。